もうここまで更新がないと更新がある方がびっくりするというか、まあいいか。
しかし貴重だわ。7ヶ月ぶりの更新を読めるかと思うと自分でドキドキするものなあ。

思いつきはツイッターで済んじゃう。だいたい自分で思いつきを忘れないために文字にして自分で見るためだから。
で日々何やってるかの忘備録はFBで友達だけが見てるのね、の安心感で「何食った」だの「走った」だの言ってるから、本当ブログ書く動機がないのねえ。なんかまとまってそれなりのことは月に2回の「水道橋博士のメルマ旬報」に書くし、それも3回に2回は落としてるし。
で今回は義務感じゃなくて明らかに博士のメルマ旬報に書く事じゃないけど、でも「ああそうなんだよなあ」と思ったことを書きしるさなきゃ、ってだいたい人に読んでもらうために書いてないんだなあ。映像は「人に見てもらうために」作りますよ。かなり一生懸命に。でも文章はねえ。。。何度か挑戦してみたんですけど「読むに値する文章」書いてないと思うんだよなあ。そうすると永遠に書けない。だから今言ったツイッターもFBも読んでもらいたいと思ってない。「いいね」全然必要ないです。最近スマホFBに出てくる「一年前はこんなことしてた」が一番楽しみっていう「想い出作り」ですから。
だからこのブログも非公開でいいんじゃないか?って思うんだけれど非公開だと本当にどこに書いたかも忘れちゃうから、なんかどこかに書いたものがブラブラしておいて欲しいっていうか、で「久しぶりに会ったな」と再会したい感じじゃなかろうか?

こんなことを書いているうちに何を書こうとしていたかを忘れたり、その前に飽きたりするので書いてしまうと。

しかし7ヶ月ぶりって凄いよなあ。

最近鎌倉でカマコンバレーっていう団体に入って、アプリを提案してそれが了承されて、今日2回目の打ち合わせだったと。
僕以外は若くてネット系で働いているとか経営している人たちなんですが、そこでの打ち合わせで「ああ、そうだったか?」と思った話です。
アプリを作る原案は僕のプレゼンなので僕の意見が尊重されるんですが、「ああしたい、こうしたい。こういうのが面白い。こうアプリ使ってくれる人に思ってもらいたい」と熱っぽく語ってもどうも反応が良くない。「アレ?やろうって賛成してくれてブレストに参加してんじゃないの?」という上滑っている感じがする。
そうしたらその中の一人が「そんなもの作っても誰もダウンロードしませんよ」と。
それで思った。僕はテレビの作り手だったと。テレビの作り手は「お客はすでにいる」と考えてしまう。その人たちが「面白い」と感じてくれれば、そこからネットの口コミとかリアルの口コミで広がる。だから見てくれる人が「面白い」と思うことを作ろうとする。
しかしネットの人たちは違う。お客はゼロかもしれない、とまず考える。
この差は大きい。僕はテレビの作り手でもレギュラー番組タイプ。だから見てくれた人が「面白い」と思うのが毎週積み重なって数字になると思ってきた。だからそれを最優先する。これは多分テレビの作り手としては間違っていない。
しかしネットは競争相手は数百万いる。世界中に。だから「面白いかどうか?」の前に「ゼロじゃないやり方」を最優先する。
これはまるで違う。
テレビは絶対ゼロじゃない、ところから考え始める。
ネットはゼロかもしれない、ところから考える。

これはテレビマンがネットコンテンツを作るときに陥りやすい、またはテレビ局の人間がネット事業をやるときに間違いやすいことだなあ、と思ったので自分に向かってここに書き記すものである。
ね、メルマ旬報に書くようなことでもないでしょ?

とは言っても関係ない業界の人が読まされたら迷惑な話だとも思うが。

で一応LIFE VIDEOのブログなのでテレビでもネットコンテンツでもないLIFE VIDEOはどうかというと、これは発注した人がいますので「ゼロじゃない」というテレビに近い映像コンテンツなのであります。

以上です。

じゃなかった!それで27日からスタートする「Tプロデューサーと行く!海外究極アポなし旅〜最終章」
を本人に気づかせたくないから全然予告しなかったのを「そりゃまずい!」とここへ来てカウントダウンしている次第です。
ここまで読んじゃったら仕方ないので拡散をお願いします!
本当にお願いします!